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今回は岐阜県にある【飛騨高山おいしいお米プロジェクト】についてご紹介したいと思います。

 

【飛騨高山おいしいお米プロジェクト】は、「未来を担う若者たちに安心安全、美味しい米作りを継承し、飛騨を元気にする」ことを目指して、2013年に発足。

高山稲作友の会メンバー、米・食味分析鑑定コンクール金賞受賞者を中心に、市、県、JAからのサポートメンバーを交え、2021年現在19名の会員で活動をしています。

 

飛騨高山おいしいお米プロジェクトでは、コシヒカリの栽培に適した飛騨の地で、化学肥料・化学農薬を従来に比べ5割以上削減した特別栽培米を作っています。

その中でも食味値*¹85点以上、味度値*²85点以上、合計170*³点以上だけを厳選したプレミアムなコシヒカリが、「その、一粒のために」。年間400俵ほどしか生産されない、貴重なお米となっております。

 

*¹食味値:お米の美味しさを表す数値。「アミロース」「タンパク質」「水分」「脂肪酸度(玄米)」の4つの成分を測定し、食味方程式により算出される。

*²味度値:お米の美味しさの正体の一つである、お米を炊く時に米の表面に生成される保水膜の厚みを計測したもの。

*³一般にブランド米と呼ばれるお米の食味値・味度値の合計は概ね150点。

 

 

 

2020年、【飛騨高山おいしいお米プロジェクト】の事務局様から弊社に直接ご連絡があり、独自のウェブサイト作成にあたり土づくり肥料としてご利用いただいている農力アップの商品ページとリンクしたバナー広告掲載のご提案を受けました。

 

直接、お伺いし活動内容やウェブサイトの構想等お聞きしたところ、お米の栽培方法だけなくおいしいお米の炊き方(炊飯器へのこだわり含む!)まで研究に研究を重ねてきたお米づくりへの情熱と愛情が感じられ、大変勉強になりました。

 

ウェブサイトは2021年から【飛騨高山おいしいお米プロジェクト】メンバーの方々がお米を愛する全ての人に、お米をもっと美味しく、もっとたくさん、もっと楽しく食べてもらいたい、との想いで立ち上げられました。

 

おいしいお米の栽培方法や上手なご飯の炊き方まで様々なノウハウが惜しみなく披露されておりますので、ぜひ皆様も下記URLから一度ご覧ください!

 

最後にこの農力アップブログには今回のようなユーザー紹介の他、様々な情報を掲載しております。

こちらもあわせてご参照ください!

 

【飛騨高山おいしいお米プロジェクト特設サイトURL

https://komepro-hida.com/

 

 

【 その、一粒の為に。 】

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【 農力アップバナーボタン 】

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今回ご紹介するのは、長野県北安曇郡松川村でお米づくりに取り組む一柳(いちやなぎ)さんです!

 

お米づくりから農業の魅力まで、いろいろお伺いしました。

それでは早速どうぞ!

 

 

Q1. 松川村の魅力はなんですか?

 

標高600mに位置する松川村は、日中と朝晩の気温差が大きい為、お米だけではなく、いろいろな農作物にとって大変良い環境です(村の特産品はお米の他にリンゴも)。

また北西部にそびえる北アルプスは、豊かな自然の恵みを村にもたらしてくれます。

 

松川村は「すずむしの里」としても有名です。

自然の鈴虫が生息する数少ない土地として、世界で唯一保護条例があります。

JR信濃松川駅前にある「セピア安曇野(安曇節会館)」では8月上旬から9月中旬ごろまで鈴虫の音を楽しめますよ。

 

村のブランド米は村のシンボルである鈴虫にちなんで「鈴ひかり」といいます。私も販売組合に所属して「鈴ひかり」を栽培しています。

 

 

Q2.お米づくりへのこだわりを教えてください!

 

収量だけにこだわらず、食味と安全安心を意識して栽培しています。

この辺りでは反収10俵程度とれるような水田もありますが、私は7.5俵程度に抑えています。

 

作土を30~40cmと深く管理することで、安定的な収量を得ています。

ただ一方で作土が深いため肥料食いだというデメリットもあります。

 

 

Q3. 土づくりへのこだわりはありますか?

 

コシヒカリ以外で高窒素肥料を施肥する水田には、微量要素を補給するようにしています。

 

化成肥料だけで栽培すると、後々に悪影響が生じるのではないかと不安になります。

土づくりをしていれば安心していられます。

 

土づくりには、水稲にとって必要不可欠なケイ酸も補給できる「農力アップ」を施用しています(農力アップの説明は後程!)。

 

昔から立ち姿が悪ければ、ケイカルでケイ酸を補給するなどの土づくりをしていました。

 

それがいまでは米価の問題や生産者の高齢化により、土づくりをする生産者は減ってきています。

最近この辺りの水田では稲の葉が赤くなり、秋落ち現象が見られるようにもなりました。

 

 

Q4.  一番好きな作業はなんですか?

 

苗づくりです。皆さん刈り入れが好きだと言われますが、あまり好きではありません。

途中で結果が見えてしまうではないですか。

やっぱり最初の、希望に満ちた春の作業が好きです。

 

 

Q5. 農業の魅力はなんですか?

 

生き物を相手としていることです。嘘をつかない。毎年子育てしているような気持ちです。

成功か失敗か、自己責任でどこまでも挑戦できる、なんてダイナミックなのでしょうか。収益を抜きにすれば、最高の職業だと思います。

 

継続するために必要なのは、忍耐と努力ですね。精神論になりますが。

もちろん先程言ったような喜びもあるから続けているのですよ。

 

 

Q6. いま挑戦していること、これから挑戦したいことを教えてください!

 

産学共同のプロジェクトで新たな品種の栽培にも挑戦しています。

ミネラル豊富で人の健康に繋がる品種です。

その土づくりに農力アップを施用しています。販売の実現に向けて貢献していきたいと思っています。

 

 

以上です。

一柳さん、お忙しいなかご協力くださりありがとうございました。

 

今年は一柳さんが栽培された「鈴ひかり」を社内で販売する企画も実施しました。

 

ブログ図

(▲実際に使用した社内販売用のチラシの図)

 

一柳さんのお米は当社の社員寮にも導入されており、社員の「美味しい」という声からもっと多くの人に一柳さんのお米を味わってもらおうと企画しました。

 

この企画によって社員が自社の肥料をより身近に感じることができ、そして食生活を見直すきっかけになれば、とも考えています。

 

産学共同のプロジェクトには、土づくり肥料として当社の「農力アップ」も関わっています。

昨年は収穫されたお米の試食会を社内で実施しました。

私も頂いたのですが、ぷちぷちとした食感がおもしろく、噛むほどにうま味のハーモニーが口のなかに広がりました。

 

社内でも好評で「日頃から食べたい」「発売されるのが楽しみ」という声が多く寄せられました。

プロジェクトの発展に期待しています。

 

一柳さんのお米づくりのこだわり、新たな挑戦に向けて静かに燃える想いなど、この取材を通してたくさんの刺激を受けました。

 

 

★土づくり肥料「農力アップ」のご紹介★

 

農力アップはケイ酸カルシウムを主体とし、鉄・マンガンのほか、リン酸・苦土・微量要素を含有した土づくり肥料です。

 

一柳さんのお話のなかにも秋落ち現象という言葉が出てきましたが、鉄・マンガンの不足した水田では、硫化水素ガスが発生しやすくなり、根腐れを引き起こす恐れがあります。

そこで鉄・マンガンを含む農力アップを施用することで、秋落ち、ごま葉枯れ現象の軽減にも役立ちます。

 

ぜひこだわりのお米づくりに農力アップをご検討ください!

東海地区でも残暑の影響で暑い日々が続いております。田んぼの稲も出穂を終え、刈取りシーズンに突入しております。

 

各地で田植えが始まる少し前のお話ですが、当社社員に負けないくらい土づくりに熱心な三重県内のJA職員様より、「米・食味コンクールで金賞を受賞された方にお会いして勉強したい!」との熱い想いを受け、金賞受賞歴のある岐阜県の農業法人様との情報交換会を行いました。

 

金賞米写真 金賞米加工②

 

 こちらの農業法人様では、農業を引き継いだ際に今までの固定概念にとらわれず、上手に栽培されている生産者様の栽培方法を参考にしたり独自で調査を行い、色々な肥料を試したりと創意工夫を繰り返し金賞米に辿り着いたとの事です。

 当社の農力アップを使用し始めてから金賞受賞にもつながったとうれしいお言葉もいただけました!

 

 当日は熱い質疑応答が行われ、実際に栽培圃場を見に行ったりと自分自身も大変勉強させていただき、非常に有意義な一日となり、JA職員様も大満足のご様子でした。

 

今後も情報交換会などを通じて様々な方々との意見交換を行い、土づくりと米づくりをより一層盛り上げていきたいと思います!

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(農)かみはら山水農園
今井 登志雄さん(岐阜県下呂市)

★東洋ライス㈱「世界最高米」2017年原料認定
★第2回飛騨の美味しいお米・食味コンクール 金賞
★2016年米食味分析鑑定コンクール:国際大会 金賞
(2012年金賞、特別優秀賞2回受賞)



私のお米栽培の基本は、高い収量を求めすぎない、という点にあります。

栽培では気象の変化を予測した水管理を小まめに行うことに気を配っています。
この“水管理”は根の張りに強く影響し、水稲生育を左右する重要な作業です。

稲の育ち具合を見ながら、稲が必要な分の水を加減しながら与えるにはコツがいります。
稲があまり水を欲しがらない時には水を少なめにする勇気が必要なのです。

土づくりに「農力アップ」を使うようになってから、お米の1粒1粒が大きくなりました。

収穫期、1つの穂に着く籾の大きさはバラバラです。
それを精米して炊き、ご飯に、そして皆さんの口に入った時、
丁度よい水分具合になっているには米粒の大きさや揃いが非常に重要になります。
米の粒が大きくなるということは、そうした食べる時の味わいに
バランスの良さをもたらすことになるのです。

平成30年(2018年)は米食味分析鑑定コンクールが岐阜県で開かれます。
地元飛騨からもいいお米を出したい、そんな思いでお米作りを伝えています。

 

今井さんの米作り(コシヒカリでの例)

■土づくり:牛ふん堆肥1.8t/10a(作柄により適宜散布)、農力アップ100kg/10a

■基肥:有機アグレット674 60kg/10a  ■穂肥:なし

※味度を重視し刈取りをやや遅めにしているため、

穂が金色できれいに見える時期をねらって刈り取る。