平成27年7月2日(木)~4日(土)にかけて、「2015サンクスフェア 農業機械大展示会」が新潟市産業振興センターにて行われました。昨年は第30回の節目となる展示会で、例年2日間の開催で行われるところ、3日間の長丁場で行われましたが、第31回の今年も3日間での開催となりました。
会場となった新潟市産業振興センターですが、鳥屋潟の付近に立地し、同じ通りには2002年サッカーW杯でも使われたビックスワンや野球場、広い公園を初め、大人も子供も楽しめる「いくとぴあ食花」など、新潟のスポーツや文化の中心地の一角を占めています。
少し話が逸れましたが、本題のサンクスフェアの話題に戻したいと思います。今年は、昨年に引き続き水稲用土づくり肥料「農力アップ」と、新たに園芸向け土づくり肥料「S-ミネカル」を展示しました。この「S-ミネカル」ですが、カルシウム分と微量要素を豊富に含んでいるため、酸性改良しながら微量要素で土づくりを同時に行うことができ、理想的な土壌環境を目指すことができます。標準施用量は100~200kg/10aで、苦土石灰などと同じように気軽にお使い頂くことができる肥料となっています。
新潟県は、日本指折りの水稲県ですが、実は、園芸作物の場面でもかなりのポテンシャルを持っています。これからが旬の枝豆は国内1,2位を争う生産量があり、ネギや大根、ナスやキュウリなどの生産量も多く、近年では水稲の転作畑でブロッコリーやカリフラワーなども栽培されています。果樹ではスイカやいちご、ブドウ、ナシ、もも、柿、そして新潟特産の「ル・レクチェ」など、一通り様々な作物が作られています。
※ル・レクチェは、フランス原産の西洋梨
昨年までは「農力アップ」一本のみでしたが、今年からは園芸向けにも「S-ミネカル」で新潟の農業を応援していきたいと思っています!