農力アップの産業振興です。
今回は土壌分析を通して適正な施肥設計を行い、
お米の良食味を実現した伊賀南部農協と
赤目地区稲作向上委員会を紹介します。
名古屋から車で約2時間、三重県の伊賀盆地で栽培される
伊賀のコシヒカリは盆地特有の気温差から、
おいしいお米が取れる地域です。
伊賀南部農協の近くには、赤目四十八滝やきれいな自然の
中でしか生息しないオオサンショウウオを見る事ができ、
豊かな自然に囲まれています。
そこで主に栽培されているのが、伊賀米コシヒカリ!!
1996年に伊賀米振興協議会が設立し、
「伊賀米」のブランド化に取り組んできました。
この伊賀米には厳しい生産・品質基準があり、
それを定めたものが「伊賀米定義」と呼ばれ、
その定義の一つに「土づくりの実践」という項目があります。
赤目地区稲作向上委員会は土壌分析を行い、
土壌の栄養バランスの適正化を図るため、
伊賀南部農協と連携し、品質向上に日々努めています。
(写真1)土壌分析に加え、定期的な圃場巡回により生育を確認。
ケイ酸質資材で土づくりをバックアップしてきた当社にとっても、
全国的に伊賀米が有名になるのはとても嬉しいこと!
特に農力アップは微量要素(鉄やマンガン等)も補給できるので、
バランスのとれた良い土ができるのではと考えています。
(写真2)JA伊賀南部と赤目地区稲作品質向上委員会の生産者方々
(写真上段左から2番目が僕です!)
今年の秋の収穫に向けて伊賀地域ではそろそろ田植えが始まります。
赤目地区稲作向上委員会の生産者の方に田植え(手植えです!)
を体験する機会を頂きました。
その様子は、また報告したいと思います!