営業マンの山中です。
平成29年1月20日、に当社にて土づくり勉強会を行いました。
今回の勉強会は、長野県須坂園芸・創成高等学校の教諭であります
竹元幸一先生の講演と当社の肥料工場見学が行われました。
竹元先生の講演内容は、「水稲多収の取り組み」です。
~竹元幸一先生のプロフィール~
現職:長野県立須坂園芸・創成高等学校 教諭
経歴:山形大学大学院農学研究科を修了後、長野県立須坂園芸高等学校(非常勤講師)、
山形県立農業試験場庄内支場勤務(臨時任用)を経て、
平成19年より長野県立須坂園芸・創成高等学校教諭として現在に至る。
竹元先生は、高校生と共に平成21年から「水稲多収プロジェクト」を始め、
2年連続で10aあたり1tのお米を収穫しました。
その圃場を調べてみると、多収であった水田では「鉄」が豊富であったそうです。
私は竹元先生の書かれた記事を拝見し、ご縁があり、今回の講演が実現しました。
さて、「1t取り」がどれだけスゴイ事かと言いますと・・・!
農林水産省では平成28年産水稲の10a当たり平均収量について、
全国平均531kgと発表しています。
全国平均の約2倍です。
私も1t取りをした圃場を実際に見に行きました。
高校生たちが田植えから収穫までを手作業で行い、
収量調査に至っては100株を対象に行っており、
真剣に取り組んでいる、信頼できるデータである、と感じました。
竹元先生の講演では、収量を上げるお手伝いをしたのが
「ケイ酸」と「鉄」であり、
その重要性について熱心にお話し下さいました。
また、「農力アップ」を施用して頂いた圃場の結果も分かりやすく紹介して下さいました。
私も「水稲の土づくりポイント」について説明させて頂きました。
参加して頂いた愛知県内の農家さんからは、
「不安が少なくなった。」「質問ができて良かった。」
「農力アップへの理解が深まった。」という声を頂き、
有意義な時間をお過ごし頂けたようで、ホっと致しました。
またこのような機会を設ける事ができればと思います。
ご協力頂きました皆様にこの場を借りて、厚く御礼申し上げます。